札幌のお隣、小樽市にある「おたる水族館」は、北海道民にとって親しみのある水族館です。
2019年の通常営業が3月16日から始まりましたので、今回は北海道らしさを満喫できる『海獣公園』について紹介したいと思います。
「海獣公園」の魅力
水族館といえば「イルカショー」や「ペンギン」が人気なのですが、ここおたる水族館でももちろん「イルカショー」や「ペンギン」、「タッチプール」も人気です。
でも、親近感がわき思わず「ほっこり」してしまう、「海獣公園」の仲間たち。
ここではトドにアザラシ、セイウチ、ペンギンのショーが順番に行われているのです。
「海獣公園」は海を仕切ったプールで、自然に近い状態で飼育され、近くで見ることができます。
大型のトドたちがダイナミックに飛び込む「トドショー」は迫力があり、水しぶきが勢いよく飛んできますよ。
人気者の「アザラシ」
ここ「おたる水族館」では4種類のアザラシたちを飼育展示しています。
その数、50頭を超えています!
ゼニガタアザラシとゴマフアザラシたちも自然の海を仕切って作られたプールで飼育されており、イキイキとした姿を見ることができます。
餌を購入すると給仕も体験できるのです。
給仕用のバケツを持った人を見つけると、愛くるしい顔で近寄ってきますよ!
この季節、もしかして出会えるのが「ゴマフアザラシ」の赤ちゃんです。
写真は2018年の3月末に撮影しましたが、生後3日です。
この赤ちゃんの隣のプールには、出産を控えたゴマフアザラシのお母さんがいました。
ゴマフアザラシの赤ちゃんは、生後約2週間で白色の体毛からお母さんと同じようなゴマ模様に生え変わっていきます。
白い毛でおおわれた赤ちゃんを見られるのは短い期間です。
まだあまり動けないけど、腹ばいで動く姿がとてもかわいいです。
鼻を膨らませて、お母さんを探したりもします。
春先の訪問がオススメ。
この時期、まだ寒いですが、見ごたえのある「おたる水族館」です。
アザラシの赤ちゃんに会いたい人は要チェック。
毎年出産するとは限らないので、今年の訪問が間に合わない方は、この時期の訪問を来年の予定に入れておくといいかもしれません。
夏季は混雑するので、ゆっくり見たい方は春先の訪問がオススメです。
元気なコツメカワウソもいますよ!
施設情報
〒047-0047
小樽市祝津3丁目303番地
TEL:0134-33-5435
駐車場有(有料)
入館料 大人1400円 小中学生 530円 3歳以上の幼児 210円
開館時間:通常期 9:00 ~17:00 (時期に寄り異なります)
アクセス
・車で札幌より約70分
・JRで札幌 約60~70分
・バス情報:JR小樽駅前発→水族館行。小樽駅前バスターミナル3番乗り場から20分から25分。
山周り、海周りの2経路。
小樽市内1日乗車券を利用すると、水族館入館料の割引あり。
この記事を書いた人:エゾモモンガ