旭川・層雲峡・大雪山

「雪あかりの動物園」夜の旭山動物園は夜行性の動物たちが見られる貴重なイベント

年に2回ある夜営業の旭山動物園

旭山動物園はお盆期間と冬まつり期間の年2回夜間営業をします。

冬の夜間営業は数年前から始まり、見学エリアはスタッフ手作りのアイスキャンドルに囲まれ、園内を温かく照らしています。

また冬ならではの動物の息遣いと静寂も感じることもでき、いつもと違った動物園を体験できます。

夜景も楽しめる旭山動物園

旭山動物園は斜面にある動物園で園内は上りが多く、上の方に行くと旭川市街地の明かりを見ることができます。

期間限定ですが、動物園から夜景が見られるところは全国的にも非常に珍しいです。

元気に動く夜行性動物たち

夜の動物園は見学エリアが限られます。

夜元気に動いている動物はペンギン、あざらし、ホッキョクグマ、オオカミ、猛禽類などです。

ホッキョクグマは昼間以上に元気に動いています。

冬の夜の旭川市はマイナス2桁も珍しくないところですが、北極圏に住んでいる動物たちは寒さに強いです。

昼間はほぼ寝ているフクロウたち

動物園の奥の方にある猛禽舎には猛禽類がたくさんいますが、夜行性動物のため昼間はほぼ寝ています。そのため目を開けている状態で見るのはなかなか難しいですが、夜は目をぱっちり開けて起きています。

池に餌が置いてあり、餌を取る瞬間が見られそうに思いますが、餌を取るのは真夜中で動物園の飼育員さんも見たことがないようです。

園内に響く狼の遠吠え

夜の動物園で一番活発に動いているのはシンリンオオカミです。

昼間は寝ていることも多いためなかなか近くに来てくれませんが、夜は元気に動き回っています。

夜は頻繁に遠吠えをするので、園内にその鳴き声が広がり存在感があります。

雪あかりの動物園開催時は冬まつりと同じ時期に行うため、冬まつりの無料シャトルバスで動物園まで行くことができます。

路線バスより本数は少ないですが、片道440円のバス代を節約することができます。

■雪あかりの動物園

【開催場所】旭山動物園(北海道旭川市東旭川町倉沼)

【アクセス】JR旭川駅から旭川電気軌道バス「旭山動物園」行きに乗車して、旭山動物園で下車(30分間隔)

※常磐公園の冬まつり会場から動物園までの無料シャトルバスの運行があります。

【開園時間】10時30分から20時30分まで

【開催時期】2月上旬

※2019年は2月6日から2月11日開催予定です。

この記事を書いた人:コイチ

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