“大空の華”・“大地の恵み”・“大海の幸”をテーマにして開催される釧路市の『釧路大漁どんぱく花火大会』。
花火が「どん」と打ち上がり、美味しい食べ物を「ぱく」っと食べるこれが名前の由来となっているグルメイベントと花火大会が融合した釧路市の秋の名物です。
かつては「くしろコスモスフェア」や「くしろ湿原フェア」など秋を告げるイベントがいくつかありましたが、現在は大漁どんぱくとなり2023年で20回目を迎えます。
美味し食べ物を「ぱく」
花火は夜ですが、釧路のグルメが楽しめる屋台は日中からやっています。
釧路名物のザンギ他、お寿司などの海産物も比較的お求めやすい値段で販売されるのでまさにお祭りの通り「ぱくぱく」と手が伸びてしまいますね。
2023年の情報はまだ出ていませんが、過去にはサンマの振る舞いも行われるなどグルメ系の恒例行事があります。
今年は節目の20回目となるので豪華な催しがあるかもしれませんよ。
農業を学べるイベント
グルメ屋台以外にも農業・農村フェアが行われ農業を遊んで学べるイベントなっています。
主に牛乳の試飲や農畜産物の即売会、農業に関するステージショー、乳しぼり疑似体験など子供も楽しめるイベントになっています。
農畜産物が貰えるじゃんけん大会なども行われるので昼間のイベントも見逃せませんよ。
駐車場は台数が少なめ
釧路大漁どんぱく花火大会は、釧路市観光国際交流センター前が会場となっています。
日中も多くの人がいますが夜になるとさらに人が増えてきます。
気になるのが駐車場ですが、市街地なので専用の駐車場はなく市街地のコインパーキングなどに停めることとなり台数が少ないのでなかなか厳しいです。
車の場合は、イオン釧路店に駐車してイオン釧路店からの臨時バスに乗車するのが一番スムースかと思われます。
遠方から来る人ならば日帰りではなく釧路市街地のホテルに泊まって見るのをお勧めします。
久寿里橋からの見学がお勧め
大漁どんぱく花火大会例年は9月に行われますが、2023年は10月14日と例年よりも遅い開催となります。
そのため花火の打ち上げも例年よりも早い18時30分からとなりますのでご注意ください。
観覧場所は旅客船ターミナルや公園など空いているスペースから見ることとなりますが、有料指定席がないため早い者勝ちで、午前中に行かないと厳しく混雑も激しいです。
会場から若干遠くなりますが、比較的空いているのが幣舞橋のお隣久寿里橋の河川敷。
ここからだと釧路市のランドマーク幣舞橋とMOOの建物を一緒に花火が見られます。
他にも北ふ頭、生涯学習センター、米町公園など花火が見られるスポットはありますよ。
北海道唯一の三尺玉
釧路大漁どんぱく花火大会の一番の目玉は三尺玉花火。
北海道一とも言われている勝毎花火大会でも登場しない直径約600mの超巨大花火です。
巨大な花火なため、花火が咲くときの音もものすごく轟音が響き驚くこと間違いなしです。
この花火を見に来るためだけに釧路大漁どんぱく祭りへ遠方から訪れる人もいるくらいです。
そんな巨大花火は目玉ということもあり打ち上げ時間もしっかりと書かれているので時間は要チェックですね(2023年度は19時10分頃を予定しています)。
あまりにも巨大なため、釧路市街地から20km以上離れた細岡展望台からも綺麗に見えるようですよ。
例年よりも1か月遅く開催することとなった釧路大漁どんぱく花火大会。
北海道の中でも特に冷涼な釧路市なので、夜は気温が一桁になることも想定されます。
花火を見る時はしっかりとした防寒対策が必要ですよ。
■釧路大漁どんぱく花火大会
【開催】9月第2土曜日(2023年は10月14日)
【開催時間】18:30~19:20(三尺玉は19:10頃)
【開催場所】釧路川河口付近
【アクセス】JR釧路駅から徒歩15分
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話