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“なかしべつ夏まつり”日本一の数を誇る提灯が夜空に舞う!中標津の短い夏を熱く熱狂するお祭り

道東の広大な根釧台地にある中標津町。

日本最東端の町に近い所に位置する町で、全国トップクラスの酪農地帯の一つでもあります。

そんな中標津町で毎年8月の第2土曜日と日曜日に開催されるのが「なかしべつ夏祭り」。

前夜の金曜日には標津川の河川敷で花火大会も行われますが、これは近隣地域に住んでいないとなかなか見に行くのは難しいです。

中標津で60年以上続く

なかしべつ夏まつりは、1957年に中標津町商工会の創立記念事業として開催された“商工まつり”が始まりです。

中標津町他近隣地域が訪れる夏の風物詩として60年以上親しまれているお祭りです。

日本一とも言われている盆踊り櫓を中心に約6000個の提灯が盛大に盛り付けられているのが最大の見どころです。

多くの提灯が飾られた中心のステージでは、太鼓演奏、御神輿、仮装盆踊りなど数々のイベントで盛り上がります。

様々な屋台もある

会場内に様々な屋台も登場し、例年4万人ほどの人が訪れるイベントです。

お祭りの屋台では、地元の摩周メロンを使ったご当地タピオカなどお祭りでしか食べられないグルメも登場します。

会場周辺の市街地には、多数の飲食店もあるので屋台以外でも食事を取ることができ食事に困ることはありませんよ。

夜が祭りの真骨頂

昼間もイベントが行われていますが、なかしべつ夏祭りの真骨頂は日没後。

昼間はそれほど人が多くないお祭りですが、夜になると沢山の人が訪れて賑わってきます。

約6000個の提灯に一斉に明かりがともるため、昼間とはまた違った光景を見ることができます。

提灯で埋め尽くされた空のもとでビールを飲んで楽しむ町民が多いです。

一面埋め尽くす提灯は、中標津の夏の風物詩にもなっています。

道外からのエントリーも多い仮想盆踊り

よさこい、太鼓、姉妹都市の兵庫県篠山市のデカンショ踊りといった催しが行われますが、夜の部の一番の目玉は様々なキャラクターのコスプレが見られる仮想盆踊り。

ただ仮装して踊るだけではなく一番目立った優勝者には何と賞金が出ます。

道内のみならず道外からのエントリーも結構多いため、参加者が非常に多く色々なコスプレを見て楽しむことができます。

夏の中標津を堪能しよう

提灯に明かり灯す夜が見頃となる「なかしべつ夏まつり」。

6000個もの提灯が夜空に浮かぶ光景は、まさに圧巻の一言です。

中標津町内は以外にもホテルは多く存在します。

ただし工事関係者が多く滞在するため早く埋まっていたりするのでやや取りづらい状況ではあります。

安く済ませたいという人は市街地から近い中標津森林公園や360度の地平線が見渡せる開陽台にキャンプ場があるので、これらのキャンプ場を利用できますよ。

■なかしべつ夏まつり

【開催場所】しるべっと前広場

【住所】北海道標津郡中標津町東2条南3丁目

【アクセス】JR釧路駅から阿寒バス羅臼行きに乗車し、中標津で下車

【開催時期】8月の第2土曜日・日曜日

この記事を書いた人

コイチ

気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
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179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww

たま~に本州にも出没してます。
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