札幌市電は札幌市中央区伏見地区や山鼻地区に住む人たちの足として利用されています。
札幌市電では一年に一度、車庫を一般開放する市電フェスティバルが開催します。
市街地にあるため駐車場はないので、市電を利用して行くことをお勧めます。
土日は往復するだけで元が取れる1日乗車券も販売しています。
JR北海道の新型車両はことごく開発が中止になり、なかなか車両が更新されないですが、札幌市電は最近新車が多く登場しています。
見た目はポラリスそっくりですが、ポラリスと異なり1両です。
遠く愛媛県の伊予鉄道でも同じタイプの車両が走っているようです。
ポラリスの独特な椅子の配置は、やや座れる人数が少なく微妙でしたが、今回はロングシートなので広々とした感じがします。
運転座先の横にも座席があり、前面車窓が見やすいです。
ササラ電車は大雪にならないと出動しないため、なかなか見られる機会は少ないです。
始発列車が走る前に多く走るため、早起きしないといけません。
函館市でも走っていますが、札幌市よりも雪がふらないため、札幌以上に走っているのが見られるのはレアです。
イベントもありますが子供がメインで参加するものが多いです。
毎年恒例になっているのは綱引きです。
電光表示の行き先に変わったため、好きな文字を入力できるようになっているので、普段は見ることができない「つなひき」という行き先になっています。
電車はある程度引っ張ると意外と簡単に動きます。
子供向けの体験メニューが多いですが、大人も参加できるのは洗車場へ行く電車に乗る洗車体験です。
普段は絶対見ることができない路面電車の車庫を見ることができます。
車の洗車場と同じようなブラシの通路を通ります。
普段見ることができない市電の洗車光景を見ることができる貴重なイベントです。
車庫のとなりのグラウンドでもイベントが開催されています。
地下鉄のようなレールが惹かれたミニ地下鉄も走っています。
通常この手の乗り物は有料の所が多いですが、ここは無料で乗車できます。
飲食ブースもあり食事を取ることができます。
テーブルや椅子がたくさんあるので比較的座れます。
ステージでは豪華賞品があたる非常にマニアックなクイズ大会もあります。
非常に難しく二択なのでカンだけが頼りです。
一年に一度だけ開催される路面電車のイベントは、大人も子供も楽しめる内容になっています。
■市電フェスティバル
【住所】北海道札幌市中央区南21条西16丁目2-20
【アクセス】札幌市電「電車事業所前」電停すぐ
【開催時期】8月下旬
この記事を書いた人:コイチ