NHK朝の連続テレビ小説“マッサン”で一躍人気観光地となった余市町。
マッサンの時代背景となっていた昭和初期のころから余市町は果樹栽培の盛んな地域で、現在も果樹の町として色々な果物を育てています。
以前の北海道の果物は酸っぱくてあまり美味しくない、そんなイメージでしたが最近は品種改良も行われ甘くて美味しい果物が取れるようになりました。
そんな余市町内では果物狩りができるスポットがいくつかありますが、規模が広いのはニトリ観光果樹園。
2019年までは山本観光果樹園という名称でしたが、ニトリが経営参画を行い現在の名称となっています。
秋は色々な果物が食べられる
果物狩りは時期によって色々と変わりますが、いちご・さくらんぼ・もも・プラム・プルーン・ブルーベリー・ぶどう・なし・りんご・くり・くるみと11種類もあります。
そのため5月から11月と長い期間果物狩りができますが、特にお勧めなのが果物種類が増える9月から10月の秋の期間。
果樹園内で食べごろを迎えているすべてのフルーツを食べることができます。
この時期食べられるものはぶどう、なし、りんご、プルーンですが種類が多く色々と食べ比べることができますよ。
りんごは14種類
余市町では色々な果物が育てられていますが、古くから力を入れているのがリンゴです。
かつては小さくて酸っぱい紅玉のようなリンゴばかりでした、最近では“ぐんま名月”や“シナノスイート”といった甘くて美味しいリンゴも作られています。
ニトリ観光果樹園では14品種ものリンゴを育てており9月から11月にかけて色々と実るためその時期によってたべられる品種も変わってきます。
ただニトリ観光果樹園は木々に立札がないため、どれがどのリンゴなのか非常にわかりにくいという点が残念な所です。
授業でリンゴの見分け方を行うため、リンゴの見分けがほぼできるらしい青森県津軽地方の人でないとなかなか厳しいですね。
北海道でも和梨が獲れる
ニトリ観光果樹園では、和梨も6品種栽培しています。
かつては北海道で梨というと洋梨だけで、鳥取県にある梨ミュージアムでも北海道の部分は空白になっていたくらいです。
北海道産の豊水が出たばかりの頃は、硬くてゴリゴリで水分も全くなくて美味しくなかったですが、やや小ぶりですが水分たっぷりで甘みもばっちりで美味しい和梨が食べられるようになりました。
個人的な好みもあるかもしれませんが、ニトリ観光果樹園内で色々と実っている果実の中で和梨が一番美味しくいただけました。
持ち帰りよりも直売がお得
ニトリ観光果樹園では、「食べ放題」と「食べ放題+お持ち帰り」の2種類あります。
持ち帰りは果樹園内の果物2kgまで可能となっていますが、2kgは意外と大した量ではありません。
ニトリ観光果樹園では、売店コーナーがありここで直売もしています。
食べ放題用とは別に育てられている商品用なので、果物のランクとしてもここで売られている方がいいものが購入できます。
食べ放題コーナーにはない品種とかもあったりするので、お土産にするには直売コーナーの方をおすすめしますよ。
■ニトリ観光果樹園(旧山本観光果樹園)
【住所】北海道余市郡余市町登町1102-5
【アクセス】JR余市駅から4km(余市駅からタクシーで1500円くらいです)
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】12~5月上旬の日曜日
【料金】1,500円
この記事を書いた人
コイチ
気が付いたらアラフォー。
大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
北海道内でイッテQみたいなことしています(笑)
179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww
たま~に本州にも出没してます。
西でも東でもない変わった食文化がある名古屋が最近のお気に入り。
ブログ:北海道よりみち話