函館

“庄司山”ミキティーって思わず叫びたくなる!?函館市街地とエメラルドグリーンの中野ダムが一望できる山

函館で山というと函館山が圧倒的に有名な所だと思います。

観光客は主に夜景で訪れますが、函館市民は登山として登る人が多い所です。

函館山から市街地方面を見ると正面にはいくつかの山があります。

函館山の正面に見えている山は、殆どの山が登山道の整備がされており登ることができます。

そんな山たちの一つでもある庄司山は、1時間ほどで山頂までたどり着けてしまう初心者でも簡単に登ることができて景色も素晴らしい山です。

登山口がわかりにくい

登山口は、最近美瑛のような景色と裏夜景でひそかに人気な“もどきの丘”の近く。

函館高専の横の道を進み、森病院付近を曲がった農道の先にあります。

とはいっても案内看板もないため非常に場所がわかりにくいので、上記の地図を参考にしてもらえばいいかと思います。

JR桔梗駅から登山口までは約4km、登山口付近が未舗装路となるので運転には注意してください。

登山口からも函館市街地が見える

もどきの丘の近くということで登山口の時点で景色はかなりいいです。

4台くらい置ける駐車スペースがあるのですが、函館市民でもしらない人が多いマニアックな山な為駐車スペースが満車となることはありません。

夜景も綺麗そうですが、ここまでの道がそれほど良くないので夜景を見る際は“もどきの丘”の方がよいでしょう。

序盤は緩い登山道

山頂までは2.3km、高低差は345mほどの初心者にもやさしい山です。

ちなみに函館山の標高が334mなので函館山よりも高低差がありますね。

行程の半分は林道のような緩い道が続くため足取りも軽やかです。

ブナなどが多く生えているため秋に来たら紅葉が綺麗そうですね。

後半は登りがきつくなる

登山行程も半分を過ぎ、山頂まで残り1kmといったあたりから本格的な登りが始まります。

ここから巻道となり徐々に高度を上げていき、山頂付近で一気に登ります。

登山に慣れている人ならばたいしたことはありませんが、初心者には少し踏ん張りどころがあるかもしれませんね。

後半は登りがきつくなる

やや急な登りを10分くらい登れば標高570mの庄司山頂上です。

山頂にはパイプで作られた鳥居と三吉神社の祠と三角点があります。

そして正面を向くと函館市街地、津軽海峡、エメラルドグリーンの中野ダムと低山ながら色々な景色が楽しめる絶景スポットなっています。

函館山と市街地がばっちり

標高570mという程よい高さで市街地からも遠すぎないため、いい感じに函館山と函館市街地の全貌を見ることができます。

五稜郭タワーや湯の川温泉群といった市街地のランドマークもばっちり見えますよ。

夜景もさぞ綺麗に見えると思うのですが、この山熊の出没が多いようなので暗くなってからは登らないほうがいいでしょう。

エメラルドグリーンの中野ダム

山間部にポツンとある中野ダム。

車でダムサイドまで行くこともできますが、上から見るとまた違った光景を楽しむことができますね。

中野ダム周辺は紅葉が綺麗な所なので、秋の庄司山の光景もぜひとも見ておきたい所です。

登山口の場所が若干わかりにくいですが、登山道自体はしっかりと整備されているため迷うことなく簡単に登ることができますよ。

■庄司山

【住所】北海道函館市亀田中野町

【アクセス】JR桔梗駅から4km徒歩1時間(登山口まで)

登り:60分、下り:40分

この記事を書いた人

コイチ

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