日本一終電の早い終着駅として話題の新十津川町。
5月6日で北海道医療大学駅から新十津川駅間が廃止となるため、多くの人がやってきていますが、大半の人がそのまま折り返してしまいます。
そんな新十津川駅ですが、駅から徒歩5分ほどに新十津川町の物産館“食路楽館”があります。
ここでは札沼線グッズ、新十津川町の名産品の他、北海道では珍しい奈良県のご当地グルメを味わうことができるんですよ。
内陸なのになんでクジラ?
独特な外観が目を引く食路楽館ですが、そもそも新十津川町は内陸の町なのに何故クジラなのか?
その答えはかつてこの辺りが海で、近くの尾白利加川(おしらりかがわ)でクジラの化石が発見されました。
そのことから食路楽館(くじらかん)という名前が付けられました。
詳しく知りたい方は食路楽館2階に解説が書いてありますので、読んでみてはいかかですか?
ここでしか買えない金滴酒造商品も
鉄道以外のイメージがほぼ皆無な人が多そうですが、新十津川町はお米の産地です。
美味しい米と水があることから町内には金滴酒造という酒蔵があります。
見学も可能ですが、夏のみ予約制で平日のみなので、なかなか厳しいかもしれませんね。
日本酒以外にもお菓子、カレー、調味料まで色々な金滴酒造商品を食路楽館で購入できますよ。
おススメはほんのり日本酒の香りがする飴でお土産にも最適です。
2階レストランくじらで味わえる奈良県ご当地グルメ
食路楽館2階にはレストランくじらがあります。
メガ盛メニューやダムカレーも気になるところですが、今回紹介したいのは奈良県のご当地グルメ“三輪そうめん”と“めはり”。
手延べそうめんの元祖三輪そうめんは、のど越しなめらかでとても美味しいですよ。
ちなみに新十津川町という名前は奈良県十津川村の人が開拓したことから名付けられた自治体で、現在も奈良県新十津川村と交流があります。
奈良県十津川村の道の駅に新十津川町のコーナーもあるようですよ。
奈良県というと大仏・法隆寺などお寺は出てくるけど、食べ物って言われると奈良漬くらいしか出てこないのではないでしょうか?
ちょっと珍しい奈良県ご当地グルメを新十津川町で食べてみませんか?
■食路楽館(くじらかん)
【住所】北海道樺戸郡新十津川町中央5-1
【アクセス】JR滝川駅から北海道中央バス「新十津川町役場」「浦臼駅」「上総進」行きに乗車し「新十津川町役場」で下車です(1時間に1~2本ほどあります)
【営業時間】10:00~17:00(11~2月は16時まで)
※レストランは11:00~14:00
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)
【HP】http://www.town.shintotsukawa.lg.jp/kanko/detail/00000359.html
この記事を書いた人:コイチ