標津町の秋イベント「しべつあきあじまつり」が開催する場所は、標津町のランドマーク「標津サーモン科学館」前で行われます。
標津サーモン科学館では、世界に生息する鮭を展示する日本一の鮭の水族館です。
あきあじまつりの頃は標津川を遡上する鮭も見ることができるので、あきあじまつりに参加したときはぜひ訪れたいスポットです。
今回は標津サーモン科学館の魅力を紹介します。
観覧橋から鮭の遡上を楽しもう
9月から10月にかけて、標津サーモン科学館裏の標津川で鮭の遡上が楽しめます。
ここは無料なので誰でも気軽に見ることができるスポットです。
ただ雨降後は増水し、川の水も濁るためやや見つけにくくなります。
雨降って増水していても元気よく跳ねるので、根気よく待てば鮭を見つけることはできます。
魚道水道を中から見よう
鮭たちが集まる水道で季節によって見え方が変わります。
2~5月は鮭の稚魚たちが泳いでいるのが楽しめます。
9~10月は鮭達の遡上が楽しめ、一番賑わっている時です。
11月は産卵行動が見られ、運がよければ産卵の瞬間も見ることができます。
標津サーモン科学館へは2~5月、9~11月に行くのがおすすめです。
標津の海を泳ぐ魚たち
標津サーモン科学館で一番大きな大水槽では、標津の海を泳ぐ魚たちを展示しています。
サーモン科学館という名前ですが、鮭以外の魚たちもいます。
カレイやソイといったオホーツクの海の恵みが多いため、思わず釣って食べたくなります。
国後島が一望できる展望台
冒頭の写真が標津サーモン科学館の全景なのですが、頂上に赤い球体が何か一発で分かる人はなかなかいないと思います。
標津サーモン科学館が出来た時、兵器に見えたためロシア側からクレームが入ったようです。
てっぺんにある赤い球体はもちろん兵器ではなく、いくらをイメージしたものです。
多分これをみていくらって思う人はまずいないと思います。
そんないくらのモニュメントの下には展望台があり国後島が一望できます。
大きな建物もないので恐らく国後島からも標津サーモン科学館が見られるんでしょうね。
チョウザメ指ぱく体験
ドクターフィッシュやタッチプールなど魚の体験も多くある施設ですが、一風変わっているのがチョウザメの指ぱく体験です。
チョウザメは歯がないため、サメなのに噛まれても全く痛くないということを体験できます。
どんな感触なのかは標津サーモン科学館へ来て体験してみてください。
チョウザメ指ぱく体験をするとちょっとした記念品ももらえますよ。
■標津サーモン科学館
【住所】北海道標津郡標津町北1条西6-1-1-1
【開催時間】9:30~17:00
【料金】610円
【アクセス】JR標茶駅から阿寒バス「標津」行きに乗車し「サーモンパーク」で下車(1日3本)
【休園日】12~1月、2月~4月と11月の水曜日
この記事を書いた人:コイチ