空知地方にある浦臼町には、雪解けが終わる4月下旬になると、神社の敷地をエゾエンゴサクとカタクリで青と紫の絨毯が広がります。
早朝や夕方はエゾリスも現れるため、人気の高いスポットです。
道の駅が近くにあり駐車場はたくさんあります。
1日2本だけの列車が通過する踏切を横断
道の駅から浦臼神社へは札沼線の踏切を渡ります。
ここは2020年5月で部分廃止が決定している札沼線の1日1本区間になります。
新十津川行きが9時すぎ、石狩月形行きが10時すぎの1日2本だけの列車なので、列車がみられたらちょっとラッキーです。
公共交通機関の場合、行きは列車で来られますが帰りは浦臼駅まで歩くか、滝川行きの路線バスに乗車することになります。
カメラマンに大人気
北海道新聞などメディアで紹介される機会が増えたため、早朝にもかかわらず多くのカメラマンがエゾリス撮影をしにやってきます。
多いときは150人以上いることもあるようですが、広い敷地なので撮影はしやすいです。
エゾリスは早朝に現れます
エゾエンゴサクの花畑の中にエゾリスの餌が撒かれているため、早朝と夕方に気まぐれに現れます。
その日によって食べる量も異なるので、滞在時間もまちまちです。
早い時は数分で去ってしまうこともあれば、長い時は1時間くらいいるときもあります。
オスよりもメスのほうが長くいるようです。
カタクリは日差しで開花します
エゾエンゴサクは終始咲いていますが、カタクリは日差しがないと花が開きません。
そのためエゾリスが現れる時間は花が閉じています。
開いた状態で見たい場合は9時すぎに行くことをおすすめしますが、花が開いている昼間はエゾリスは現れませんのでご注意ください。
浦臼神社
【開催場所】北海道樺戸郡浦臼町字黄臼内186-90
【アクセス①】JR滝川駅から北海道中央バス「浦臼駅」行きに乗車し「鶴沼公園」で下車です(1日4本)
【アクセス②】JR鶴沼駅から徒歩5分
(札幌6:58⇒鶴沼9:10、鶴沼10:17⇒札幌12:15の上下1本のみです)
【アクセス③】JR浦臼駅から徒歩30分(浦臼神社から2.7kmあります)
【開催時期】4月下旬
この記事を書いた人:コイチ