渡島半島の最東端にある椴法華(とどほっけ)地区は、元々旧椴法華村という自治体でしたが、現在は平成の大合併で椴法華村も函館市になり、渡島半島の東側はほぼ函館市になりました。
函館というと港町周辺がメインですが、函館最東端の椴法華恵山岬を紹介します。
函館市内最東端にあるホテル恵風(けいぷ)
函館市内から椴法華までは約60km、車で1時間30分くらいかかります。
路線バスもありますが、大半のバスが南茅部か恵山で乗り換えとなるちょっと不便な場所です。
恵山岬まではバスはなく、椴法華市街地から4kmです。
恵山岬そばにホテル恵風(けいぷ)という1軒のホテルがあります。
朝食は朝獲れイカ刺しが食べ放題
椴法華は港町なのでイカも沢山水揚げされます。
そんな朝獲れイカを朝食で食べ放題になります。
最近イカの水揚げ量が減ってしまいるため、提供ができない時もあります。
そんなときはいくらが登場するようです。(私が訪れた時はイカがなくいくらでした)
ホテル裏に恵山登山口椴法華コース
恵山岬周辺では登山、つつじ、海上温泉があります。
まず一つ目は恵山登山です。
恵山登山口はホテル恵風の裏手にあり、恵山までは2時間ほどで頂上に着くことができます。
恵山は北海道100名山の一つで晴れていると恐山も見える絶景の山です。
干潮時にのみ現れる幻の水無海浜温泉
恵山岬から少し下ったところには水無海浜温泉があります。
恵山火山の熱源による温泉が海岸に湧き出していて、海の中に天然の露天風呂があるユニークな天然温泉です。
そんなユニークな温泉のため、本州からも訪れる人が多い人気の温泉です。
潮の干満により、入浴可能な時間が日ごとに変わるのが特徴で、満潮時は水没し、干潮時のみ入浴できます。
入れる時間は函館市椴法華支所のホームページや「道の駅なわと・えさん」にも掲示されています。
ホテル恵風の泉質は水無海浜温泉と同じ
満潮で沈んでしまっていてもホテル恵風にも温泉施設があります。
ここのホテルには二つの源泉があり、そのうちの一つが水無海浜温泉のものです。
海の温泉に入れなかった場合はこちらの日帰り温泉も良いです。
400円という値段の安さで石鹸&シャンプー付きなのも良心的です。
宿泊は比較的リーズナブルな値段で海鮮を楽しむことができます。
ホテル恵風
【場所】北海道函館市恵山岬町61-2
【アクセス】JR函館駅から函館バス椴法華行きに乗車し、椴法華役場前で下車徒歩30分です
(1日7本※一部南茅部で乗り換えです)
※宿泊の場合は函館市街地からの送迎があります。
【日帰り入浴営業時間】10:00~21:00
【日帰り入浴料】400円
この記事を書いた人:コイチ