江差・奥尻

“花沢公園”中世ロマンあふれる15世紀の居城跡。桜満開の頃は一面桜の海となる超穴場桜スポット

上ノ国町は、日本海北方交易の中心拠点として函館、松前と並ぶ重要な港でした。

北海道の中世史を体験できる唯一の町として歴史的に注目を集めています。

代表的なスポットは勝山館ですが、すぐ近くには花沢館という15世紀ごろに居城していた館もあったようです。

現在は花沢公園として整備され、公園内を散策することができます。

道南十二館の一つで土塁などが所々残っています。

花沢温泉の目の前

花沢公園は、200円で入れる源泉かけ流し温泉の花沢温泉の目の前です。

5月には桜、6月にはエゾツツジが咲く公園です。

5~6月の花が咲き誇る花沢公園を散策した後は、200円で入ることができる極上の花沢温泉でゆったりくつろぐのもお勧めですよ。

花沢温泉には露天風呂がありますが、残念ながら露天風呂は公園とは逆の方向を向いているのでお花見をしながら温泉に入るということはできません。

公園として整備された花沢館

花沢公園として整備された花沢館。

公園内には池もあり風のない穏やかな日は水面に満開の桜が映り込むと綺麗に見えます。

勝山館のように中世の史跡ではなく、地域住民の憩いの公園となっているので史跡に興味のある人は勝山館へ訪れることをお勧めます。

花沢公園から勝山館までは車で5分、徒歩の場合は、上国寺から登って30分ほどで到着できますよ。

散策路がある

五稜郭公園のような大きな公園ではないですが、公園内は散策路が整備されているので自由に散策ができます。

コシャマインの戦いでも堅く守って屈しなかった勝山館の土塁跡などを眺めながら上の方へと進んでいきましょう。

勝山館のように解説パネルがないため、詳細は不明ですが中世ロマンを感じながら歩くのもいいですね。

10分もあれば簡単に上の方まで行けます。

上の方へ行くと桜スポットにふさわしい絶景を見ることができますよ。

目の前に広がる桜の海

上の方へ上がっていくと桜が目の前に見えてきます。

上ノ国町市街地も見え、桜と市街地を一望することができますよ。

その様子はまさに桜と街並みが一望できる桜の海のようなところです。

上ノ国町HPのトピックスで季節の話題等で少しあげられていますが、上の方から市街地と桜が一望できることについては一切触れられていません。

満開に広がる桜の海と極上の源泉かけ流し温泉とセットで訪れたい道南の穴場的桜スポットですよ。

■花沢公園

【住所】北海道檜山郡上ノ国町勝山

【アクセス】木古内駅から函館バス江差行きに乗車し、大留で下車徒歩16分(1日6本)

【見頃】5月上旬

この記事を書いた人

コイチ

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大泉洋と同じ高校出身な北海道在住の旅人ですww
北海道内179市町村の温泉・登山・お祭りめぐりと
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179市町村しょっちゅう出かけているのは、恐らく自分とブギウギ専務くらいww

たま~に本州にも出没してます。
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