幸福駅は帯広駅を起点とし、広尾郡広尾町の広尾駅までを結んでいた旧国鉄広尾線の駅です。
駅名にあやかって恋人の聖地として親しまれています。
駅舎の壁面を埋め尽くす入場券
幸福駅は1987年2月2日の広尾線廃線前から観光地として親しまれてきました。
駅名は駅舎が位置する帯広市幸福町の住所からつけられましたので、はじめから観光客の呼び込みを狙っていたわけでは無いようです。
旧駅舎は2013年9月に老朽化のため解体されました。
同年11月16日に建替え工事完了し、一部に旧駅舎の壁面を使用するなど昔の面影を残しています。
壁面には記念に発売されている入場券にメッセージを書き込み貼り付けることが可能です。
貼り付けられた入場券には韓国語や中国語などのメッセージがあることから、外国人観光客も訪れていることが伺えます。
広尾線の遺構を展示する幸福交通公園
幸福駅には広尾線で使用されていたキハ22気動車や幸福駅のホームを再現した幸福交通公園が隣接しています。
来場する観光客が多いことにより整備維持費用が十分に確保されているので、展示されている車両の保存状態は良好です。
観光バスも駐車可能な広い駐車場やお手洗いが整備され、十勝バス広尾線の幸福バス停が設置されているので帯広方面から気軽に訪れることができます
■幸福駅
住所:北海道帯広市幸福町東1線
この記事を書いた人:シュガー
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